2007年02月23日
バランススコアカード作成合宿 その2
今さら聞けないバランススコアカード(BSC)経営・・・
■バランススコアカードという経営手法については、日本でも普及し認知されつつあります。ご紹介する上記の本は、2003年3月に発売され、いまだに人気のある書籍です。入門書としてお勧めです。私がBSCの講師をつとめるときや、先月の大濱税理士事務所のBSC作成合宿でも活用しました。
■バランススコアカードは、ビジョンや戦略を立て → それを実現するために4つの視点(財務・お客様・業務プロセス・人材)で重要な目標をバランスよく定め → 戦略を実行&フォローし → 行動の結果を分析・評価していく考え方で、として注目を浴びている。その基本概念から、使いこなし方まで説明しています。
■バランススコアカード経営とはは戦略を具体的な目標に落としこみ、戦略と日々の業務と結びつくので全社のベクトル合わせ、全社一丸となって成果を上げていく経営をいいます。
左の写真は、自社のSWOT分析をしているところです。
自社の「強み」「弱み」「機会」「脅威」について、ブレーンストーミングをしなら、マグネット式の板に書き込んで、ホテルの会議室の壁一面に、ペタペタ貼り付けているところです。
セミナーのとき等、いつもはホワイトボードに貼るかまたは書き込むかするのですが、サンパレスホテルの会議室の壁(パーティーション?)一面にはマグネットの板がペタペタ貼ることができるので、非常に楽でした。
■今なぜバランススコアカード経営が必要なのか・・・
■外部環境の変化が早く、環境適応能力が求められる今の時代に、より厳しくなった企業間の競争に勝つためには、単に「商品力があるからものが売れる」とか「販売力な強いから成功する」という時代ではなく、総合的な経営戦略・行動計画をどうつくるか、その行動計画をどう確実に実行し、評価し、再考し、打ち手を考え、その打ち手を再度計画に落とし込んで、また実行してゆく・・・
■このPDCAサイクルを確実にまわすことが経営計画の成功・達成につながるのです。
■私たち大濱税理士事務所でも、全員参加で、共に、SWOT分析をおこない、戦略マップを作成し、バランススコアカードを作成し、それにもとづく行動計画を作成しております。
■時間はかかるが、全員でBSCカードや事業計画、行動計画を作り上げることで、共に同じテーマと場所と時間を共有することで、社員の共通認識と相互理解が深まり、職員の意識が非常に高くなります。
■そして全社員のベクトルが合うようになってきます。
つづく・・・